内閣府は14日、「仕事と生活の調和推進のための調査研究」結果を公表した。同居している子ども(小学生以下)がいる20~49歳の男女2,853人を対象に、キャリア形成と育児等の両立を阻害する要因等について尋ねた内容となっている。

育休取得前後のキャリアプランの変化を年代・性別で比較すると、35歳以上では女性の約半数が「当初描いていたプランよりもキャリアをセーブ」と回答、男性は約8割が「キャリア展望は、ほぼ育児休業取得前に描いていたプランどおり」「当初描いていたプランよりもキャリアアップ」と回答した。(概要2頁)プラン変更せず仕事と育児を両立するために必要だったと思うサポートとして、男性は「相談できる体制」「保育所などの子どもの預け先」、女性は「柔軟な勤務制度と利用のしやすさ」「職場の上司の姿勢」「職場全体の雰囲気」などが挙がった。(同3頁)

▽調査研究報告書

https://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_r0707/1.pdf

▽概要

https://wwwa.cao.go.jp/wlb/research/wlb_r0707/2.pdf

神谷研税理士事務所